東京駅から出かける時には「大丸」の地下辺りでお弁当や飲み物を買うのが通例の私。
最近はグラン・スタなどや駅弁自体も多種多様で一旦下車しなくても美味しい物を仕入れられそう。
新宿では小田急百貨店、北千住でもルミネやマルイが開いてる時間帯なら購入可能ですが・・・、
朝早く出かけるとなると駅の売店で「駅弁」を買う事になるのです。
そこで「北千住駅の駅弁」を探してみたら・・・、すごい「駅弁」を発見してしまいました。
「こだわりの21品目御膳」。
1260円と駅弁としてはちょっとお高いように感じますが・・・、
これがまた食べた後ではお安く感じる料亭御膳でした。
調製は「宇豆基野(うずきの) ゆば工房」。別のシールには「製造者㈱八十嶋」と
印刷されていますが住所が同じなので会社名なのでしょう。
ちなみにこのHPのアドレスは現在使われていない模様。
宇豆基野さんといえば湯葉と麩を高級料亭へ卸していたり、最近、北千住の大踏切近くへ
お店と工房を出し、土日限定完全予約制の朝の湯葉コースが人気のお店。
お店で湯葉や麩まんじゅうなどを買うことも出来ますが、閉店が午後五時。
仕事帰りにも寄れるお店ではございません。
もともと湯葉山葵なんかでビールを飲みたい私は土日限定の朝の「湯葉コース」も
健康的すぎて行くことはできませんが・・・。(汗)
さて、ビールもお酒でもワインでもいけるこちらのお弁当のお品がき。
左上の方から順番に・・・、
1、湯葉含め煮 さすがに湯葉工房のお味、下の方には山椒の粒が。
2、よもぎ麩 ねっとりと蓬の香りが素晴らしい。
その下は鶏つくねのようですがイレギュラーか・・・、
5、ふっくらとしただし巻き卵、美味しいです。
4、松風、ドライマンゴーと松の実、鶏肉、味噌でしっぽくっぽい味わい。
その左は8、紅花麩田楽か
9、ぜんまい湯葉巻き、綺麗な切り口、お味も上品。上に戻って
丸められているのは7、鱧かまぼこ・・・、う~ん、こちらのお味も上品だ。
その隣は6、鮭塩焼き、塩焼きというだけじゃないお味付け、淡泊です。
綺麗な色に茹でられたブロッコリ。
そして黒いのは10、茄子オランダ煮、こちらは濃厚な味付け。
11、鶏の唐揚げ、ほっくりさっぱり脂っぽくなく美味しいです。
12、かぼちゃ、煮加減抜群。 14、赤パプリカ、箸休めの雰囲気。
3、里芋もほっくり揚がってます。
この辺の下あたりに、13、こんにゃく利休煮が埋まっております・・・、
これまた絶妙のお味加減。
15、いんげん胡麻和えはざらざら感のない胡麻クリーム、いんげんのしゃきしゃき感がup↑
その下の16、ひじきはやられたぁ~の帆立貝柱入り!!
ご飯は19、五目と20、豆の二種類、どちらもふっくら美味しい炊きこみです。
21、赤カブのお漬物が良く合います。
17、油あげ千段は厚揚げのように重ねた油揚げ、風味が千倍?!
デザートには宇豆基野自慢の18、麩まんじゅう、やはり・・・、
美味しさのしめくくり。
さて、こちらのお弁当は東武北千住駅1,2番線ホームの売店で販売中。
小菅よりの特急乗り場前なので日光・鬼怒川方面のお出かけの節には便利かも。
ゆばの本場日光へ行く方になんですが、千寿ゆば、なかなかおいしいですよ。
(by ビアずき)